Cultivators

Mar 24, 2021

I just αm 私はただ私

Urara Muramatsu /Creative Strategist, hpf CHRISTOPHER Inc.

「I just αm」という言葉が私の中でエコーしている。

ある日見つけた、とあるトランスジェンダーの女性(男性の体で生まれ、女性の心をもつ)がインスタグラムで書いた言葉だった。トランスジェンダーとして生きること、更にそのことについて黙っていられない自分の性格について、「だってしょうがないじゃん。 I just αmなんだから」と、ポストで書いていた。それはトランスジェンダーではない自分にとっても、美しい石のような、素朴で特別なものだった。

「I just αm」を日本語で訳すと「私はただ私」。どういう意味で捉えても、その短い言葉が、それぞれの人生という大きな世界の窓になっていた。「I just αm」には、理屈や、ロジックや、ルールや説明がない。とうてい予測できない、ある意味カオスな宣言だと思う。

-私はただ私-
それは、周りが作る‘私’の箱を取り除く一言。

思えば、小さい頃から私はどうあるべきか、 国籍や性別や年齢で箱に入れられてきたような気がする。でも本当は違う。私はただ私で、常に変化している。 それを了解したなら、私はいつでもどこでも自由だ。

自由な身で、何が出来る?

「I just αm」というプロジェクトは、ファッションショーの一般公開が少ない中で、もっとファッションの垣根を低くしたいと思い、立上げた。ライブエディトリアルの様な展示的ファッションショーをすることで、業界とマーケットの立場をフラットにしていきたいと思う。また、SDGsを強く意識し、クリエイターズの国、文化、社会背景などを伝える様々なテーマを発信。選ばれたクリエイターズはミレニアル世代よりも若い、ジェネレーションZに大きな影響を与える存在だ。

次世代に向けて“多様性という文化”をクリエイティブな視点で伝え教育し、共感のコミュニティを広げていきたい。

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